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「New Moon」
大阪 Baby Blues

第三章『小さな恋のメロディ』3

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内藤の手が伸びてきて、下着の上から裕貴の男を探った。

「このドスケベ。まだ触ってもいいひんのに、おまえもうこんな大きいしとるやないけ」

内藤がくすくすと笑った。

「だ、だって…っ」

もう、なにをされるのか分かっていたから。

内藤だってそのつもりだったくせに、そんなことを言うのだ。

上目遣いに睨みつけると、内藤がにやにやと笑いながら、裕貴の下着の中に手を忍ばせてきた。

「ほんなら裕貴ちゃんのご期待にしっかり応えなアカンね〜」

「あ…っ」

直に握り込まれて、裕貴の腰が震えた。

自分も同じように内藤の下着を探り、中に手を挿し入れる。内藤のそれもすっかり堅さを持っていた。

「俺もまだなんにもしてないんだけど…」

そう言って、ちらりと見ると、内藤が歯を剥き出しにして笑った。

「まあ、男ってのは切ないものよね」

その物言いに、裕貴は吹き出した。

たしかに内藤の言うとおりだ。期待にすら興奮してしまう生き物なのだから。

内藤に体を撫でられ、裕貴は息を吐いた。

指先が這い回る皮膚の感覚が異常に鋭い。内藤に撫でられるたびに、そこから火を噴きそうだ。

「啓介さん…」

内藤の愛撫が徐々に下に下がって行き、裕貴はもう抵抗なく足を開いた。いつの間にか下着は取り去られている。

内藤の手と唇が、昨夜と同じように裕貴の男を弄り、快感を煽る。

「あ…あ…」

自分が女のように喘ぐ声にも慣れてしまった。

内藤の与える快楽の海にたゆたうように身を任せていたその時、裕貴を弄る指先が、不意に思わぬ場所に触れた。

え…――

ぎくりと体が堅くなったが、その指先はさらに奥を探っていく。

「…っ、ちょ…、ちょっと…っ、待ってっ」

裕貴は慌てて身を起こした。

内藤は、今度はまたか、とは言わなかった。

黙ったまま裕貴を見つめている。

「俺…――っ」

肘をついて肩から上だけを起こした姿勢で、裕貴が哀願するように内藤を見つめると、その視線を合わせたまま、指がさらに奥を押し開こうとした。

「や…っ、だ、だめ…っ」

裕貴は首を激しく横に振った。

「…それだけは…ムリ…っ」

内藤の意図が怖かった。

口や手でやるのとは訳が違う。

そんなこと――できるわけがない――

男同士ですでにセックスの真似事をしているくせに、なぜだかその一線は別だと裕貴は感じた。

越えてはいけない――

越えたら――もう戻れなくなる――

体を引こうとしたが、足首を内藤に掴まれた。

「なにがムリやねん?」

静かな声が言った。暗い部屋の中で内藤の表情が見えない。

「だ、だって…っ」

掴まれた足首から吸われていくように、力が抜けていく。

内藤の手から力尽くで逃げることなんて、なぜだかできない気がした。

その指先がますます奥へと入り込んで、裕貴は体を萎縮させた。

「ムリです…っ、俺…っ、か、勘弁してください…っ」

不意にその場所から違和感が消えた――と思った瞬間、強い力で顎を掴まれた。

「あ…っ」

内藤が至近距離まで近づいてきて、裕貴を睨みつけた。

「泣き言も大概にせぇよ…」

「啓…介さん…っ」

内藤の瞳に宿る冥い光が怖ろしかった。

「ガキの遊びやないねんで」

そのまま唇を吸われる。

抵抗することもできず、裕貴は震えたままくちづけを受けた。

「足…開け…」

唇が離れて、低い声がそう命令した。

「啓介さん…っ」

喉がはりついたようになって、震えた声が出た。

「黙って開かんかいっ」

怒声を浴びせられ、裕貴はびくりと震え上がった。

それから――ゆっくりと足を開いた。
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